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機内にて
入国カード・税関申告書
入国後の手続き
  入国審査
  指紋押捺
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  税関審査
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成田空港まで    成田空港
都心から成田空港までは鉄道ではJR線(成田Expressもしくは総武線快速)、京成電鉄線(スカイライナーもしくは特急・急行、羽田空港からの直行電車など)、リムジンバス、タクシー・自家用車という手段があります。鉄道は時間が読めるので大勢が利用しますが、成田Expressの池袋〜五反田間は埼京線・湘南新宿ラインと路線を共有しているため、これらで発生する事故・遅延の影響を受けることも珍しくはありません。遅延などがあった場合に備え、ギリギリではない時間とすることや、迂回方法を把握しておくと良いでしょう。リムジンは交通渋滞で遅れる印象がありますが、空港行きの場合は思った以上に正確に到着してくれます。

喫煙・禁煙のこと
成田エクスプレスは2005年12月のダイヤ改正で全面禁煙になりました。リムジンバスは全面禁煙、スカイライナーは1、8号車が喫煙車両です。空港にも喫煙コーナーがあるので慌てて吸い溜めする必要はないと思います。

成田空港での手続き
成田空港は、ターミナル1の改装が終わり2006年6月から各アライアンスごとにターミナルを振り分けるような配置に変わっています。ターミナル1のサウス・ウィングに全日空などのスター・アライアンス、ノース・ウィングにノースウエスト航空などのスカイ・チームやユナイテッド、アメリカン航空など、ターミナル2にはノン・アライアンスの日本航空などなど。以前と場所が変わった航空会社がありますので、過去に利用経験があったとしても、事前にターミナルとウィング(ターミナル1の場合)の場所を確認しておきましょう。配置は
成田空港サイトに掲載されています。

両替・食事・買い物
両替は出国手続き前にゲート近くに銀行の両替窓口があります。レートはT/Cの方が若干お得のようです。アメリカでは日本の1万円、5千円札以上に$100ドル、$50ドル紙幣が使いづらいことがありますので、できるだけ$20ドル以下にしてもらいましょう。また$1紙幣は10枚程度入れて貰うと良いでしょう。コインへの両替は行っていません。なお、出国ゲートを出た後でも両替は可能です。また買い物の食事ですが、出国手続き後に購入できるもの・できないものがあります。必要な買い物がある場合は出国手続き前の方がお店の種類や扱う商品も豊富です。出国手続き前なので日本国内と同じですので消費税はかかります。

チェックイン
到着後に行うことはチェックインです。ツアーでの申し込みの場合はまず、指定されたツアー・カウンターに行って「航空券」(注 搭乗券ではありません)を受け取ってから航空会社のカウンターに行きます。一般的にエコノミー・クラスとファースト・ビジネス・クラスで分かれています。一般的にマイレージ会員のエリート・メンバーの場合はエコノミー・クラスでもビジネス・カウンターを利用できます。カウンターに入る段階で荷物検査があります。アメリカの航空会社の場合はランダムに開鞄チェックがあります。2006年現在、この場合かなり丁寧に調べられることになります。その後カウンターで荷物を預け「搭乗券」を発券してもらいチェックイン完了です。eチケットの場合は、カウンター外にある自動チェックイン機で搭乗券の発券が可能です。預け入れ(チェックイン)荷物がない場合は「搭乗券」の発券で手続き完了です。荷物がある場合はその後荷物の預け入れカウンターへ行きます。Webでの事前チェックインの場合はバーコードが表示されているページを印刷して持参し、荷物だけ預ければOKです。印刷したページそのものが「搭乗券」となります。チェックインは出発時間の30分前に締め切られます。チェックイン時間は混雑によって変わります。長ければ30分以上待たなければなりません。アメリカ行きの便は預け入れ荷物が多いため、出発予定の1時間前の空港到着がタイム・リミットと考えてください。一般的には2時間前と言われています。

預け入れ荷物
預け入れ荷物は搭乗するクラス、航空会社によって重さが制限されています。チェックイン・カウンターで重量を測り超過の場合は有料となる場合があります。少しの場合は看過してくれる場合もありますが、確実ではありません。一般的には約20キログラムです。ライターはアメリカの航空会社の場合は預け入れ荷物にも入れることができません。またスーツケースに鍵はかけられません。手荷物であれ、預け入れであれ肉類や植物などは持ち込めません。肉類は「肉エキス」を含む食品もNGです。心配な方は旅行代理店、もしくは航空会社に問合せの上ご確認ください。

機能持ち込み荷物
2006年夏にロンドンで発見された液体爆弾によるテロ計画の影響により、アメリカの航空会社を中心に液体の機内持ち込みが制限されています。2006年10月3日現在の状況は以下の通りです。

航空機内に持ち込み出来ないもの
飲料、シャンプー、日焼け止め、クリーム類、歯磨き粉、ヘアスプレーなどのエアゾール類、ヘアジェル(整髪料)、その他類似する液体状のあらゆるもの(注)

但し、以下の荷物については例外的に機内への持ち込みが可能となります。
(乳児をお連れの場合)乳児用ミルク、小さな容器に入った離乳食
処方された液体またはジェル状の薬品(航空券の名前と処方箋の袋の名前が一致しているもの)
その他、必要不可欠な薬で1個120ml以下のもの(生理食塩水や、目薬、コンタクトレンズ保存液を含む)
インシュリン等、糖尿病患者に必要な液体(ジュースを含む)またはジェルで、1個148ml以下のもの(メディカルコンディション上の必要性を証明できる場合)

また、新たに90ml以下の液体物(ジェル、エアゾール類)で保安検査及び搭乗の際に、透明な密閉式のビニール袋(最大1リットルのもの1枚に限る)に入れて、機内持ち込み手荷物とは別に検査を受けたものも持込可能になっています。

なお、アメリカ航空会社ではライターの持ち込みは、機内持ち込み荷物・預け入れ荷物に関わらず禁止されています。また、預け入れ荷物(スーツケースなど)は施錠をしないでください。

航空券
チェックインの項目でも書きましたが、最近はeチケットが増えています。これはチケットが紙ではなく電子的に航空会社のデータベースに登録される方式です。従ってプリント・アウトされたチケットがなくても問題ありませんが、一応予約内容を印刷して持参するか、ツアー会社から受領しておくと良いでしょう。なお、Air Ticketが航空券、Boarding Passが搭乗券で両者は違います。搭乗券はチェックインにより発券されます。逆に言うとチェックインまでは搭乗が確定していないと理解してください。紙の航空券の場合、例えば帰りの航空券を紛失してしまうと再度購入し直しになります。その意味でもeチケットであれば紛失のリスクがなくなりますので安心です。

座席指定
ツアーでの申し込みの場合は事前の指定はツアー会社と交渉する以外にないと思います。私の場合はノースウエスト航空のWebサイトを利用して事前に座席指定をしています。マイレージ番号が提示されていてeチケットの発券の場合はWebサイトでのチェックイン前の事前指定が可能です。

出国手続き
チェックイン後には出国手続きです。まず出国ゲートで手荷物検査を受けます。ベルトのバックル、金属製のペン、携帯電話などに反応しますので手荷物に入れておく必要があります。日本の空港のX線によるチェックはアメリカほど厳しくはありません。フィルムなどはあまり強く影響を受けた経験はありませんが、事前に申告しておいて指示を仰ぎましょう。デジタルカメラはスイッチが入っている場合は若干影響を受ける場合がありますので、電源を切っておきましょう。セキュリティ・チェックの後はパスポート・チェックです。パスポートは機械読み取り式なのでカバーは外してください。また搭乗券を一緒に提出してください。

パスポート・チェックが終わると免税店などがある出発ゲート・エリアです。ここでは全ての店で消費税を含む税金がかかりません。煙草はアメリカの場合1人あたり200本(10箱)までがアメリカ入国時に無税扱いです。2カートンだと税金がかかります。お酒類・香水類は液体持込が制限されている場合は購入できません。ただし、航空会社によって搭乗口での引き渡しが行われていますので、この場合は購入可能です。煙草同様アメリカへの持ち込みはお酒の場合1リットルまでが無税です。

機内にて
西海岸へは往復では往路がやや自転方向の関係で早く到着しますが8時間強かかります。夕方のフライトで現地の朝から午前に到着になるので、早めに現地時間のアナウンス(機長がします。)を聞いて時計を調整してさっさと寝ることをお薦めします。サマータイムの有無で1時間変わりますが、時差は-17時間なので7時間時計を早めて日付けをマイナス1です。15:30の便ならその時点で22:30です。離陸後1、2時間で寝ることができるとベストなのですが、残念ながら機内食で起こされてしまいます。事前にしっかりした食事を取り機内に軽いパンなどを持ち込んでDon't disturbと伝えておいて起こされないのも手ですね。通路側席が確保できさえすればトイレに立つのもそれほど不便ではないので、機内は恐ろしく乾燥しているのでできるだけ水を飲むようにしましょう。

入国カード・関税申告書
入国カード(I-94W)、関税申告書(customs declaration)は機内備え付きの説明書は最近ではわかりやすい日本語冊子が備えられているものが多いのであまり難しくありません。旅行代理店では代書サービスを有料で行っているものもありますが、はっきり言ってそこまで面倒なものでもないと個人的には思います。関税申告書の方ですが、11-14への書き方に注意しましょう。特に14については「一人或いは家族が米国外で購入または取得し、米国内へ持ち込む物品(商用製品も含む)の総額をUS$で」になりますが、これは米国内へ置いていくモノですから例えばパソコンやビデオなどを所持している場合高額になりがちですが、当然ゼロで構いません。普通の観光であれば現地においてくる、売る類いの商用製品は持っていないことが無難でしょう。お土産を持参する場合は合計金額が1万円以内にすること、もしくはそう言い張るコトです。であればグリーンの免税ゾーンから入国することが可能です。

到着後の手続き
目的地の空港に到着後の流れとしては、入国審査(Immigration)、預け入れ荷物引取り(Baggage Calaim)、税関審査、入国となります。乗り継ぎの場合は、その後荷物の再度預け入れ、セキュリティ・チェック、乗り継ぎ便のターミナル・ゲートへ移動、搭乗・・・となります。

入国審査(Immigration)
入国審査の主たる目的は、「不法入国」「不法滞在」を防ぐことにあります。パスポートと帰国便の航空券を提出します。主に聞かれることは、滞在の目的、観光の場合どこに行くのか、宿泊先、何泊するのか・・・といった内容です。入国の可否は審査官が全権を持っていますので不許可となったら自費での強制帰国以外にありません。身なりも審査の対象に含まれています。目的が曖昧で期間が比較的長期の場合はかなり突っ込んだ質問を受けたり最悪別室での審査ということもあります。英語での会話のチャンス!と余計なことをあまり言うのは得策ではありません。また気取って妙に綺麗に発音しようとし過ぎるのもかえって通じない場合があります。要は目的・滞在地・帰国予定が明確であることをしっかり示しましょう。観光の場合は特にI94Wでの滞在住所は「ホテル名」を書くと良いでしょう。英語に自信がない場合は恥ずかしがらずに日本人スタッフの助けを求めるのが得策です。

いくつかのやり取りの例を挙げてみましょう。

  What's the purpose of your visit?
  旅行の目的は?

  Sightseeing.
  観光です。
   businessと言った場合どういう会社・仕事なのか必ず聞かれます。英文の印刷された名刺があればそれを見せると良いでしょう。観光の場合は行き先を聞かれる場合あり。また観光の場合、どこを見るのか?と聞かれることもあります。あらかじめ回るポイントを2、3頭に入れておきましょう。

  How long are you going to (are your gonna) stay in the United States?
  滞在日数は?

  5 days/A (one) week/ two weeks.
  5日間/1週間/2週間です。

  Where are you going to stay?
  宿泊先はどこですか?

  I'm going to stay at XXXX hotel in Los Angels or somewhere.
  ○○市のXXXXホテルに泊まる予定です。

2004年夏よりVISAの有無を問わず指紋を採取されます。左右それぞれの人さし指を採られます。そして顔写真を撮られるので以前より入国審査に時間がかかる場合があります。乗り継ぎ時間はできるだけ余裕を持たせましょう。混雑にもよりますが、入国審査で30分、バゲッジ・クレームで15分・税関5分、乗り継ぎのセキュリティ30分、移動15分と考えると最低でも1時間半、できれば2時間以上が必要です。

指紋押捺と顔写真撮影
ここ半年〜一年にかけて入国審査で指紋を取られるようになりました。空港によって仕組みが異なる場合がありますが、現時点(2005年1月)では必ず全員取られると思った方が良いでしょう。従って今まで以上に入国審査には時間を要しますのでトランジットがある場合は最低でも2時間以上空けるようにしましょう。指紋は小さなスキャナのような機会に左右それぞれの指を置くだけです。同時に写真を撮る空港もあるようです。2005年現在、全ての入国手続きで全員の指紋押捺、写真撮影が義務付けられかつ入国審査時に滞在地の住所、行程などを詳しく確認されるようになっています。

ビザ(VISA)
アメリカ入国は2001年の同時テロ事件以来益々厳しくなっています。まず機械読み取り式でないパスポート(海外の日本大使館、総領事館及び駐在官事務所で旅券の交付を受けた場合が該当)は既に2004年10月からビザを必要としております。そして2006年10月26日より、ICチップ搭載のパスポート以外はビザが必要になります。このタイミングでほとんどの方がその対象となってしまうので注意しましょう。これは誤報でした。失礼しました。以前同様90日以下の滞在の場合はビザは不要です。

バゲッジ・クレーム(Baggage Claim)
入国審査をパスすると、ターンテーブルのあるバゲッジ・クレームで預け入れ荷物を一旦引き取ります。乗り継ぎがある場合も税関審査があるので一旦引き取ることになります。入国審査に手間取った場合、次の便にターンテーブルを明け渡す必要があるので、係員がターンテーブルから降ろしてある場合もあります。黒いキャンバス系のスーツケースなど多くの類似バッグがある場合間違えたり、間違えられたりのリスクがあります。ベルトなどで自分のものがはっきり識別できる工夫をすると良いと思います。見つからない場合は係員に相談するしかありません。

手荷物受取所はどこですか?
Where is the baggage claim?
Where can I pick up my baggage?

荷物が見当たらないのです
My baggage is missing.

税関(Customs)
荷物を引き取ったら税関審査です。非課税範囲内の「グリーン」と課税の「レッド」がありますので、それぞれのゲートに向かいます。グリーン・レーンの場合は税関申告書を渡してすぐに審査終了となります。レッド・レーンの場合は荷物を開けしっかりとチェックを受けることにあります。私は非課税なのに間違ってレッド・レーンへ行きかなり時間をかけて調べられてしまった経験があります。グリーン・レーンでの抜き打ち検査などはあまり耳にしませんが、嘘の申告はしないことが肝要です。

(税関にて)申告するものはありますか
Do you have anything to declare?

何も申告するものはありません。
I have nothing to declare.
スーツケースには何が入っていますか?
What's in your suitcase?

身の回りの品だけです
Just my personal items (belongings).

スーツケースを開けて所持品を見せてください。
Open your suitcase and show me your belongings (properties), please.


再度の預け入れ
乗り継ぎがある場合、税関審査後に航空会社の係員がいるコンベアがあります。たいていの場合、成田空港で預け入れ荷物のタグは最終目的地までとなっているはずですが、入国空港では一旦引き取った上、再度の預け入れとなります。が、搭乗してきた航空会社の係員に手渡しコンベアに乗せてもらうだけです。空港によっては、乗り継ぎでない場合ももう一度コンベアに乗せて引き取りのターミナルまで運ぶ場合があります。(アトランタ空港など)

乗り継ぎ
再度預け入れの後、今後は「乗り継ぎ」の案内表示に従って進みます。空港によって経路はまちまちです。一旦ターミナルの外に出る場合や乗り継ぎカウンターがターミナル内にある場合があります。どちらにしても、その後セキュリティ検査があります。アメリカのセキュリティ・チェックは厳しいと覚悟してください。ラップトップ・コンピュータは出さなければならず、靴も脱がなければなりません。従って大抵ここは混雑し、それなりに時間を要することになります。乗り継ぎ時間が迫っている場合は係員に告げ先に通してもらいましょう。ここはTSAの管轄であって航空会社が直接関与できないので、自ら意思表示しない限り乗り継ぎ時間は保証されませんので気をつけましょう。セキュリティを通った後は、搭乗ゲートへの移動です。なお、成田空港で乗り継ぎ便の搭乗券が発券されない場合は、当然セキュリティを通る前に搭乗券の発券という手続きが必要です。

アメリカのターミナル空港
Sea-Tac シアトル-タコマ国際空港
シアトルの場合、アラスカを除くと本土の中では最も日本からの飛行時間が短いので楽です。名称がSea-Tacと呼ばれていることを覚えておくと市内からのタクシーなどで便利です。

SFO サンフランシスコ国際空港
1999年に新装された空港はターミナル間の移動などに無料のAirTrainが走っていて便利です。レンタカーロットなどへも10分以内で到着できます。西海岸の玄関とも呼べるこの空港はかなり混雑しますので、特に出国時は早めにチェックインしましょう。

LAX ロサンゼルス
LAXと呼ばれるこの空港は巨大です。ターミナル間の移動にも時間がかかる場合があります。空港の制服を着た係員がシャトルの乗客を募って国内線と国際線の間を往復したり1Fに降りるとバスでの移動も可能。中庭などに喫煙可能な中庭があります。ライター持ち込みを禁じて以降一切の喫煙は禁止されています。

JFK ニューヨークJFK国際空港
ニューヨークへは3つの空港(他はラガーディア、ニューアーク)からアクセスできますが大抵JFKを利用することが多いでしょう。タクシーはメダリオンを発行されている正規のタクシーを利用しましょう。出口にはタクシーの呼び込みがいますが、事前にYellow Cabのクルマの特徴などを覚えておき白タクシーに乗らないように注意です。マンハッタンまで一律35$ 45$プラス橋、トンネルの料金+チップですので、40$〜45$ 50$-60$程度かかると考えてください。詳しい情報は"New York"のコーナーで後日紹介します。

DTW デトロイト・メトロ国際空港
デトロイト空港は、国内線・国際線が同じターミナルにあり、長いターミナル通路があります。そのため、2階部分にエアトレインのシャトルが運行されています。ノースウエスト航空のハブ空港です。ニューヨークを含む東海岸への乗り換え空港となります。ノースウエスト便の場合同一ターミナル内の乗り継ぎなのでターミナルの移動は必要ありません。ノースウエストのラウンジ内に小さな喫煙コーナーがあります。

IAD (ワシントンDC)ダレス国際空港
バージニア州にあるダレス国際空港。日本からの直行便はこの空港へ発着します。この空港は2006年現在改修中ですが、ターミナル間の移動に「モービルラウンジ」という、ラウンジのような空間が自動車になっていてターミナルを移動するという名物があります。

PDX ポートランド国際空港
シアトル・タコマ空港同様、日本からの距離は比較的近いロケーションにあります。国際空港としては中堅以下の空港ですので、ターミナル移動のシャトルやエアトレインはなく、徒歩での移動が必要になります。

ATL Hartsfield-Jackson アトランタ国際空港
アトランタ空港は複雑な手続きです。到着便は大抵Eターミナルという一番遠い場所で、到着してから入国審査し、Baggage Claimで引き取って税関を通ってからもう一度預けなければなりません。その後シャトルトレインでメインターミナルへ移動、そこで手荷物審査を受けてからメインロビーに出てもう一度バッグの引き取りとなります。知っていないと焦るかもしれません。アトランタからトランジットの場合は税関を通った後のチェックインで行き先ごとに預けることになります。アトランタ空港には喫煙コーナーがあります。ライター持ち込みを禁じて以降一切の喫煙は禁止されています。

アメリカの道路について
アメリカの道路がどういう構造になっているか、基本的なことを知っていると自分で運転しなければならない場合随分助けられます。道路を分類すると、まず一番大きな意味のフリーウェイはInterstateです。奇数は南北、偶数は東西が基本で、それにバイパスが絡む構成になっていてバイパスは大抵3桁。下2桁がそのバイパスがどのフリーウェイのバイパスかを示すます。5号線は西海岸沿いにバンクーバーからメキシコのティファナまでを結びますが405号線はこの5号線のバイパスになっていますのでいずれ5号線に合流するということになります。
日本で言えば「高速道路」に該当しますが、インターチェンジは基本的に都市部ではひっきりなしにあります。合流・分流が多いのとほぼ90度にカーブして一般道に下りることになるのでスピードには注意しましょう。Interstates以外は全てフリーウェイ=高速道路というカテゴリではありませんが、中には一部片側4車線のほぼ高速道路になっている区間もあります。National Highwayが文字通り国道です。その他州道などもあります。番号付きは凡そその程度を目的地域の範囲内で覚えておけば良いでしょう。あとは言うまでもないですが、Street, Avenue, Boulevard, Roadという言い方で全ての道が命名されています。短く小さな道にも名前がついていること、StreetとAvenue/Blvdは直交していることなどがアメリカの道路の特徴です。標識について少しご紹介しておきます。
  • SPEED LIMIT 55 : 制限速度55マイル
  • SPEED ZONE AHEAD : この先速度制限アリ
  • SLOWER TRAFFIC KEEP RIGHT : 低速車は右車線
  • NO TURN ON RED : 赤信号時右折禁止
  • YIELD AHEAD: 譲れ
  • TWO WAY TRAFFIC : 対面通行
  • MERGE : 幅員減少
  • RR (Railroad crossing): 踏切
  • NO PASSING ZONE : 追い越し禁止区域
  • LOW CLEARANCE : 高さ制限
ドライビング
当然ですが右側通行です。フリーウェイのようにはっきり上下線が分離している道路ではほとんど意識する必要はありません。追い越し車線は内側、つまり左側で日本の逆ですが大都市圏ではCar Pool(2人以上乗車しているクルマ)以外の通行を禁じている場合もあります。また一番右は、そのままインターの出口だったりして車線減少するため、右から2番目が慣れない方には良いと思います。分離と合流があるので日本国内の高速を走る以上にどの番号を進むのか、そこまでの距離感などをある程度事前に把握しておく方が良いと思います。サンフランシスコやロス近辺ではフリーウェイが入り組み「え?」と思う方面案内板が表示されていたりします。惑わされないためには、進むべきフリーウェイ番号と降りるインター(大概は一般道の名称でXXXX StreetとかYYYY Avenue, Blvdなど)をしっかり覚えておくことです。アメリカの道路は広いという印象もありますがフリーウェイの車線は必ずしも広くありません。かえって新しく建設された日本の高速道路の方が広いと感じるほどです。一般道では右折は当然日本でいう左折。信号順は先に左折(日本の右折)、次に直進+右折という所が多いです。また右折は信号が赤にもかかわらず、交差する道路に直進車がいなければどんどん曲がってきますのでこの点では知らないと事故になったり、後ろからクラクションを鳴らされる可能性もあるので気をつけましょう。左折は左右逆なのと信号順が日本と逆な以外(これは地域によるようですが)はそれほど感覚に困ることはないでしょう。小さな対面交通の道へ入る時、うっかり左車線へ行かないように気をつけましょう。標識関係もあまり事前準備はいらないと思いますが、あまり耳なれない「YIELD」が「譲れ」の意味と覚えましょう。少しだけドライブ関連の英語をまとめとおきましょう。

  • vehicles ; automobile : 自動車
  • motorcycle : オートバイ
  • unleaded : 無縁
  • windshield : フロントガラス
  • gas, gasoline : ガソリン
  • gear shift : ギア
  • emergency break : サイドブレーキ
  • battery : バッテリー
  • speed violation : スピード違反
  • parking violation : 駐車違反
  • leak(ing) : 漏れる
  • gas, gasoline : ガソリン
  • tow : レッカー移動
  • emergency break : サイドブレーキ
  • fuel tank : 燃料タンク
  • fuel indicator : 燃料計
国際免許
免許の交付を行う窓口で交付されます。違反の有無で交付場所が異なること、また都道府県で異なるのでお住いの都道府県のサイトから調べるとよいでしょう。準備するものは、パスポート、写真(タテ5×ヨコ4センチ)1枚、使用中の日本の運転免許証です。交付場所で収入証紙2,650円を購入し「国際運転免許申請書」に記入するだけです。混んでいなければわずか数分で手続きが済みます。有効期間は1年間です。滞在中に切れてしまわないように注意しましょう。

パスポートの方はご存知のようにもう少し大変です。事前準備としては戸籍抄本(謄本)1通で6ヶ月以内に発行のもの。住民票1通(6ヶ月以内)写真(5×5)を2枚。身分証明書(運転免許があればOK、無い場合は組み合わせで2種類必要。)、さらに官製ハガキ1通と印鑑です。

レンタカー
Hertz(ハーツ)にしろAVIS(エービス)にしろインターネットで簡単に予約可能ですし、もちろんエージェントに依頼してもいいでしょう。言葉ではホテルのチェックインとは逆に借りる時が「チェックアウト」返す時が「チェックイン」なので感覚的に逆なので注意してください。大きな国際空港ではRental Car Returningという標識が大きく出ているので返す際もあまり迷うことはないと思います。とっさの細かいすれ違いなどでついつい日本の癖で左に寄ってしまうことが、ありますので気をつけましょう。ちなみに慣れれば左右逆はそれほど苦にならないと思います。できるだけ完全保証型にしてもらって自損事故であっても安心できるようにすることをお薦めします。またオフィスの電話番号は必ずいつでも電話できるように用意しましょう。その意味では携帯電話もローミングを利用して使えるようにし万が一に備えておけば安心です。なお、まれに日本の免許の提示も求められるので国際免許だけでなく日本の免許も持参するようにしましょう。英語的にはRent a carもしくはRental carです。レンタルカーと覚えておけば下手にrent a carと言うより簡単に通じると思います。また料金体系は日本と違いウィークエンドの方が割安な場合が多いので行程を組む時うまく週末を利用すると良いでしょう。

予約するのは"Compact"で十分です。日本ではヴィツやマーチ、ファミリアなどがCompactですが、こちらでは1800ccクラスもcompactです。クルマの車種とかにはまるでうとい私なので借りたクルマが何だったのかはわかりませんがかなり大きいクルマだったと思います。まずは不馴れな操作系を確認しましょう。イグニッションはハンドル右で同じ。ウィンカーは左右逆になります。アクセル、ブレーキ、クラッチの位置関係は同じ、操作パネルの記号などは正直わからないものもあります。レンタカーはカウンター でチェックアウトする時止めている駐車場の番号を告げられキーを渡されるだけで出発の面倒はみてくれません。大概返却と出発の位置が違うため係員もいません。操作パネルなど使い方を教えてくれと事前にカウンタで申し出た方が良いかもしれません。それからレンタカーのパーキングから空港の道路、そしてはっきりとわかるフリーウェイなどへの行かたは事前にMapquest.comなででFromとdestinationを入力して経路を教えてくれるサービスもあるので調べておきましょう。英語がわかっても道の聞き方や教え方にはその国の文化や交通事情が色濃く出ますので日本人にはわかりにくいこともあるかもしれません。咄嗟に右左や交差点の表現の仕方、"インターへの合流"や"インターを降りる"、"左側を走る"などわかるけどきちんと理解するところまではいかないことがありますので気を付けるに越したことはないでしょう。

レンタカーリンク集
信号のない交差点
日本では信号のない交差点では、道幅の広い方の道路に優先権があります。しかしアメリカは乗馬の習慣から先に交差点に着いたクルマが優先されます。そのことを知っておかないで優先道路!と思って発進してしまうと無礼になるばかりか事故を起こしてしまう危険がありますので、注意しましょう。

踏み切り
日本では踏み切りでは一旦停止ですが、アメリカでは一旦停止はしません。従ってここでも注意が必要でいたずらに減速してしまうと後ろから追突される危険があります。こうした交通習慣の差異は標識その他ではなかなかわからないものです。初めてアメリカで運転をする場合は可能であれば現地に住む日本人や経験者が同乗していると良いでしょう。それが無理な場合は日本で運転する以上に慎重に運転し事故に遭わないよう気をつけてください。

ガソリンスタンド
日本と決定的に違う点はセルフサービスであることと、クレジットカードが使えることです。満タンのガソリンを使い切らない範囲なら問題ないでしょうが、どうしてもチャージしなければなりません。Chevronなど有名チェーンの看板を覚えてしまえば、同じチェーンであればチャージ方法は一緒ですので心配ないでしょう。チャージャにテンキーの付いた部分があり右側にクレジットカードリーダがあります。VISAかMASTERなら問題ないでしょう。イラストの指示通りの方向で読み取らせた後素早く抜くのがコツです。次にガソリンの種類を選ぶ。レギュラーだとChevronでは赤で示されています。ここでスタートボタンを押します。その状態が給油可能状態です。GAL(ガロン)表示が0になったことを確認してください。給油ノズルを引き上げてその下部の装置を上に上げてから給油可能になるケースもあります。ノズルを一杯に給油口へ挿し込み固定されてからレバーを引くと給油開始です。ガソリンが満タンになると自動で止まります。レシートも勿論受け取ることができます。キャッシュの場合は20$のデポジットが必要ですのでカウンターに行って店員に給油場所の番号と現金精算したい旨を伝えましょう。そうなれば後は日本人が珍しい地域では全てやってもらえます。私も殆ど何もせずに店員が助けてくれました。因みに英語では"service station, filling stationもしくはgas stationと言います。Gasolin Standではないのでこれだけは覚えておきましょう。ガソリンの種類はRegular / Plus、そして Premiumです。Leadedは有鉛ですがレンタカーには入れない方がいいでしょう。

クルマでのトラブル
色々な程度のトラブルが考えられます。私の場合左折の際に早めにハンドルを切り過ぎてしまい縁石にタイヤをぶつけてしまいパンクをやらかしてしまいました。タイヤのフレームにもダメージが残るためそのまま自走できないほどのダメージです。仕方なくショッピングセンターにクルマを止めさてどうしようか?と考えながらトランクを開けゴソゴソとやっていると偶然親切なオジさんに声をかけて貰いました。正直に言えばタイヤ交換時のボルトの向きなど自信がなかったのですが、結局工具類の使い方などは全て日本のモノと一緒。オジさんはこの2ブロック先にタイヤ屋があると教えてくれたのですが、何とか応急用のスペアタイヤをはくことができてホっとしました。さて、役立ち情報という意味ではここですべきこと、それは自分で修理に出すことではありません。あくまでもレンタカー会社のオフィスにすぐ電話をすることが一番大切です。幸いFrancis AveからIndiana Stへ曲がる交差点ですしレンタカーは同じスポーケン市内の空港 ですから電話が苦手というか英語が苦手であればすぐにでもレンタカーのオフィスに行くことをお薦めします。またこうした場合に備えてfull insuranceをお薦めします。因みにCDWが自車両免責免除制度、今回のケースはこれが適用。その他ALIが追加対人対物傷害保険(100万ドルまで、これに入らないとbuilt inの保険の上限は5万ドルですから仮に死亡事故を起こしたらアウトです。)その他にはPAI(搭乗者傷害保険)、PEC(携行品保険)などがあります。これらの略号は暗記しておくとレンタカーを借りる際に困らないでしょう。

今回は結果一端ホテルまで戻り夜ホテルから電話して空港のカウンターに行き諸手続き(事故報告のようなもので自分の責任であることをサインしないといけません。)を済ませ代車を借りることができました。参考までにパンクは辞書をひくとpunctureなのですが、the tire burstingの方が直接的で理解してもらえるかもしれません。その他ではハンドルはSteering、ブレーキランプがStoplight、フロントガラス がwindshieldくらいが覚えておくと良い英語でしょう。それから相手のある事故の場合安易にI'm sorryは責任を認めたことになるので気をつけましょう。

チップ
チップ(Tip)は「サービスを受けた」場合に支払います。レストランでは給仕がある場合(サービス料込みならコインで十分)、ルームサービス、ルームメード、タクシー(最低でも50C)などが代表的。自分で買うようなケースでは必要ありません。わからなければ周囲を見て真似すればOKでしょう。あまり難しく考えず、してもらったことへのお礼と考えておけば十分だと思います。こうしたチップを支払うことに備えてキャッシュを用意する時にはできるだけ1ドル紙幣を多めにしてもらいましょう。最初は10枚あれば十分だと思います。なお1セントはチップには使わないでください。まぁ25セント以上にすれば良いでしょう。ちなみにチップが必要ない代表例としては、
 ・サービス料(Service ChargeまたはGratuity)が含まれている。
 ・ファストフード店などのセルフサービル
 ・ホテルのコンシュエルジュに簡単な調べものを頼んだ
 ・相手側に非があって何かをしてもらった場合

代表的なチップの金額の目安:
  • ホテルまでベルボーイに荷物を運んでもらった。 $1 - $2
  • ルームサービスを頼んだ。 金額の15%-20%
  • ベッドメイキング(枕元に) $1 - $2
  • レストラン(セルフサービスを除く) 食事代の15%。最低25c。Billに自ら記入する欄がある。
  • タクシー 料金の15% 最低でも50c
  • 空港のポーター 荷物一つに$1、トイレなどの係がいれば50c

TAXはもう日本でも消費税が導入されて長いので違和感を感じる人は少ないでしょう。州ごとに異なることだけが留意点ですね。カリフォルニアはとても高くアイダホはとても安いです。(2003年現在 6%)ちなみにアメリカでは消費税(comsumption tax)ではなく売上税(sales tax)という言い方が一般的だと思います。

食事
アメリカですからとりたてて珍しいものではないでしょう。困るのはサイズです。例えばBurger Kingなどでハンバーガーとドリンク+ポテトのセットなどを注文するとドリンクとポテトに関してはとてつもなく大きい或いは多い。全部食べようとするとそれだけで満腹もいいところです。出張でカリフォルニアオフィスに行きそこの同僚たちと昼食を取った時もその量には閉口しました。まぁ全部食べなければ良いだけなのですけど。日本は適量を、そして食べる方は「残さないように」という感覚ですがアメリカは足りなくて物足りない思いをさせないというのがホスピタリティなのだと理解しましょう。こういうファストフードでは必ず聞かれるフレーズがあります。To go ? または To to or for here ? 日本では「こちらでお召し上がりですか?」ですね。Take it out (itが必要)でもいいですが、持ち帰りならto goと覚えておきましょう。「こちらで」がfor hereです。
英語の話題が出たので、意外と覚えていない食材や調理法についての単語を少しご紹介しましょう。

  • 茄子:eggplant
  • キャベツ:cabbage
  • 胡瓜:cucumber
  • ホタテ:scallop
  • イカ:cuttlefish
  • スルメ:squid
  • カニ:crab
  • 鯖:mackerel
  • ヒラメ:flatfish
  • 鯛:red snapper
  • 鱈:codfish
  • フライドポテト:French Fry
  • チキンカツ:chicken cutlet
  • 〜詰め:stuffed
  • 潰した:mashed
  • 炒めて蒸した:braised
  • 串焼きの:brochette
  • 煮込んだ:stewed
  • ブツ切りの:chopped
  • あしらった:garnished
  • 少し焦がした:dore
  • 味噌:beanpaste

トラベラーズチェック
多額の現金を持つことは危険です。現金とチェック、キャッシュカードを上手に使い分けることをお薦めします。T/Cは外国為替を扱っている銀行、郵便局やT/Cを発行しているアメリカン・エキスプレスのサービスカウンターで購入できます。購入後「ホルダーサイン」という上部にサインしておきます。使う際には「カウンターサイン」に同じ筆跡のサインをするので、英語名ではなく漢字名で署名するのがいいと思います。また右肩にある通し番号は必ず控えておきましょう。紛失した場合はT/C発行元にすぐ連絡して指示を仰ぎましょう。現地の連絡先を知っておくと便利です。通し番号を控えておかないと連絡して再発行までの照会に時間が掛かってしまいます。

アメリカン・エキスプレス:800-221-7282
VISA:800-227-6811
マスター:212-974-5696
トラベレックス・トーマスクック:800-223-7373

また利用する場合は、使用の可否を確認しましょう。ニューヨークの5番街などではよくT/Cがらみのトラブルを耳にします。スポーケンやサンドポイントなどの田舎ではあまり心配ないでしょうが都市部では注意しましょう。またパスポートの提示を求められるのでT/Cを使うことを想定した買い物の場合はパスポートを必ず持参しましょう。

キャッシング
手持ちの現金が足りなくなってしまうこともあります。特に予期せぬ自体が起きた場合に困ります。 そんな場合はATMでクレジットカードを使って引き出すことができます。あらかじめお持ちのカード で利用可能かを確認しておきましょう。海外旅行に行く場合はこうしたケースに対応できるカードを お持ちになることをお薦めします。

ATMの操作の例
1. カードをリーダに通す。(挿入したらすぐ抜き取ってください。)
2. 暗証番号を入力
3. 希望サービスを選択。(Withdrawalが現金引き出し)
4. 口座を選択。クレジットカードの場合はCredit Cardを選択。
5. 金額を入力。
   ($20単位。最大$200まで引き出し可能。$20なら2->0->0->0と入力。)
6. 金額の確認。OKならばCorrectを押す。
7. 現金を取り出して終了。

ATMの中には「日本語」に切り替えることができるタイプのものもありますので便利です。

華氏
例えば風邪ぎみなどで運悪く体温計を持参していなかった場合や、現地の新聞やテレビで目的地の気温を調べたい時など苦労するのが華氏です。Fahrenheit ですがドイツ語なのでファーレンハイトと発音します。摂氏はCelsius. ですね。気温15℃ですは、15 degrees centigrade となります。華氏の場合は75・なら75 degrees Fahrenheitになります。変換式は下記の通りになります。
 摂氏℃ = (華氏 - 32) x 0.555 が変換式(*0.555=5/9。)。華氏75・というのは (75-32)x0.555=約23.9℃というわけです。電卓はcurrencyの計算にも役に立ちますのでこの変換式を覚えておけば何かの役に立つかもしれません。逆に華氏の求め方としては、割り返して加算ですから「華氏・=摂氏÷0.555 + 32」というわけです。例えば発熱などで38℃あるということを医師に告げる場合などですが、38℃を華氏に変換して覚えておけば便利です。38/0.555 + 32 = 約100.4・ですね。この値を覚えておけば万が一体温計を持参しておらずホテルなどで借りる場合も自分が熱があるかどうかすぐに判断できます。おもだった温度範囲は計算が面倒であれば覚えておいたら便利ですね。下記に計算機をご用意しておきました。



計算結果はJavaScriptの警告ウィンドウとして表示するプログラムです。

怪我・病気
一番困るのは怪我や病気ですね。怪我は名詞ならinjuryで怪我させるがinjureです。他動詞ですので I injured my armよりもMy arm is injuredの方が自然な表現です。woundedは戦争や武器などに よる負傷の時に使います。getting hurtでも良いです。場所を言いたい時はこんな風になります。
I have been getting hurt in my leg. Presupositionはinになります。injureは他動詞ですから目的語 に負傷箇所を使えます。injured my leg with + 原因。 by + 加害者など。

病気は名詞ではsickness, illness, disease。sick, illの形で形容詞として使えます。I am sick.など。 治る方はgetting well, 堅い言い方をすればrecovered from illnessという感じになります。
具合の悪い箇所を告げる場合、頭痛や腹痛のようにheadache, stomachacheのようにacheを付けることが できるので覚え易いでしょう。文章にする際はI have a 〜と付けてください。時間はいつからを告げることが 必要なので後ろにfrom yesterday, the day before yesterday. 2 days before yesterdayなどを覚えて おけば問題ないでしょう。朝からはfrom this morning. 参考のため主な病名の英語表現をいくつか挙げておきます。

1. 頭痛:headache
2. 腹痛:stomachache
3. 生理痛:menstrual pain
4. のどの痛み:sore throat
5. 発熱:have a fever
6. 悪寒:have a chill
7. 吐き気がする:feel sick in one's stomach
8. 喘息:asthma
9. 咳:cough
10. 咳き込む:have a fit of coughing
11. 痛み:pain
12. 歯痛:toothache
13. 鼻水:running nose
14. 耳鳴り:ringing in the year
15. 出血:bleeding
16. 鈍痛:dull pain
17. ズキズキする:throbbing pain
18. 下痢:diarrhea

時差とサマータイム
サマータイムは4月の第一日曜から10月の最終土曜日までで1時間時間が早まる。時差でいえばサマータイムの間はマイナス1になります。しかし足す・引くも実は12時間の中で考えると逆にする方がわかりやすくなります。例えば西海岸とは17時間の時差。すると日本時間-17なのですが、そうするよりも日本時間+7して1日引く方が楽ですね。その場合はサマータイムの時で考えれば西海岸時間は日本時間+8-1日。(-16時間)ということになります。

西海岸 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
夏時間 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0
東京 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
東海岸 4 5 6 7 8 9 10 10 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3

今回の滞在が丁度10月の最終土曜日を挟んでいたので、朝起きたら前日の朝7時が朝6時ということで1時間得しました。逆にサマータイム が始まる時はある朝前日の朝6時のはずが朝7時になるということになります。

遺失物
特に都市部では遺失物はほとんど見つかる可能性はないでしょう。タクシーでの荷物の置き忘れなどの場合も別の乗客が持っていってしまうリスクなどもありレシートを貰っていたとしても担保されません。従って携行する荷物は極力少なくし万が一なくしてしまってもダメージが少なくなるようにしましょう。タクシーの場合は上に書いたように、とはいえ、レシートは必ず貰いましょう。レシートがない場合はその場で諦めるしかありません。

トラベル英会話
僭越かもしれませんが、英語が苦手で自信のない方に簡単な「覚えておくと便利な言葉、会話」を少し紹介しましょう。下線を引いた部分が覚えておいた方が便利なフレーズ、語法です。

■空港・機内・入国審査

飛行機はいつ出発しますか?
When will the plane depart?
When will be the flight (departure) time ?

私の席はどこですか?
Where is my seat ?

通してください。(通路が塞がっている時など)
May I go through ?

席を移ってもいいですか?(CAに)
Can I change my seat ?
荷物棚が一杯なので、どこに荷物をしまえばいいですか?
The overhead-bin is already full. Where can I place my carry-on bag ?

毛布をもう一枚貸してもらえますか?
May I have another blanket ?

シートを後ろに倒してもよろしいですか?
May I put my seat back ?
Can I recline my seat ?

背もたれを元の位置に戻してください。
Could you put the seat back ?

この書類の書き方を教えてください。
Could you tell me how to fill in this document/form ?

入国の目的は?(入国審査官が)
What's the purpose of your visit?
(目的は一番素直なpurposeが相応しいです。)

ここでは乗継です。ニューヨークに向います。
Just for connecting flight here. I'll leave for New York.

観光です。
Sightseeing.

滞在日数は?
How long are you going to (are your gonna) stay in the United States?

手荷物受取所はどこですか?
Where is the baggage claim?
Where can I pick up my baggage?

スーツケースには何が入っていますか?
What's in your suitcase?

身の回りの品だけです
Just my personal items (belongings).

スーツケースを開けて所持品を見せてください。
Open your suitcase and show me your belongings (properties), please.

見知らぬ人から何か貰いませんでしたか?
Has any person unknown to you attempted to give you any item?
(空港のチェックインで聞かれることがあります。)

リコンファームしたいのですが
I would like to reconfirm of my flight.

荷物が見当たらないのです
My baggage is missing.

(税関にて)申告するものはありますか
Do you have anything to declare?

何も申告するものはありません。
I have nothing to declare.

■ホテル

(ホテルの)部屋の予約は可能ですか
Do you have a (single or twin) room tonight ?
I would like to make a reservation for a room tonight.

モーニングコールを7時半お願いできますか?
Can I have a wake-up call?
Could you give me a morning call at seven thirty.

*morning callも通用しますが、正確にはwake-up callです。

チェック(イン)アウトをお願いします。
I would like to check-out (in).

ツインの部屋はありますか?
Do you have a twin room?
Is it posible for me to book a twin room ?
Can I book 〜

滞在を一日延ばしたいのですが。
I would like to stay one more night. or Can I extend my stay one more night ?

チェックアウトタイムを延長できますか?
Can I extend check-out time ?

貴重品を預かってもらえますか?
Could you hold my valuables?

空室はありますか?
Do you have any rooms available?

エアコンが動きません。
The air conditioner doesn't work.

トイレが詰りました
The toilet is blocked.

お湯が出ません
The hot water is not running.

水が漏れています
The water is leaking.

できるだけ早く直してください。
Please fix it as soon as possible.

ミニバーは使っていません
I took nothing from the mini bar.

タクシーを呼んでもらえますか?
Could you get me a taxi, please?
Could you call a taxi for me, please ?

部屋を掃除してください
Make up my room, please.

鍵を部屋に置いてきてしまいました
I left the key in my room.

部屋に忘れ物をしてしまいました
I left something in my room.

これは何の料金ですか?
What is this charge?

この料金は間違ってます。
This charge is wrong.

予約しているのですが
I have a reservation.

■市内・交通

ニューヨークまで往復1枚ください(米国流)
A round-trip ticket to Seattle, please.
(round-tripは周遊ではなく「往復」です。)

両替はどこでできますか?
Where can I exchange money?
(changeはおつり)

これを20ドル札5枚にしてください
Can you exchange (change) this into five twenty-dollar bills?

このトラベラーズチェックを現金化してください
Could you cash this traveler's check?
(cashを動詞として使うと便利)

市内中心部までいくらですか
How much is it to downtown?
(How much does it cost to 〜と言わなくてもOK)

タクシー乗り場はどこですか
Where can I get a taxi?

この住所までお願いします。(タクシーで)
To this address please.

空港までお願いします。(タクシーで)
Please take me to the airport. or simply "Airport please".

五番街・57丁目へお願いします。(タクシーで)
Please take me to the Fifth Avenue and 57th Street.

荷物を(タクシーの)トランクに入れてもらえますか?
Could you put my luggages (baggages) in the trunk?
put + 目的語 + in, away, into, などの表現は覚えると便利。

トランクを開けてください。(タクシーで)
Can you open the trunk ? or Please open the trunk.

市内中心部に行くバスはどれですか?
Which bus will go to downtown?
(ただし、NYCなど"downtown"と呼ばれる著名な場所がある場合は避ける。)

切符はどこで買えますか?
Where can I buy a ticket?

これが私のパスポートと国際免許証です。
Here is my passport and international driver's license.

荷物を〜まで(時間)預かってもらえますか?
Can I check my baggage until 〜

観光案内所はどこですか?
Where is the tourist information (visitor center)?

ここから遠いですか?
Is it far from here ?

そこまで歩いていけますか?
Can I walk there ?

この近くに公衆トイレはありますか?
Is there a public restroom aroud here ?

どの地区が危険ですか?
Which area of the city is dangerous ?

道に迷いました。
I'm lost.

保険を適用するために事故証明書が必要です。
I need an accident report to get my insurance.
私のクレジットカード番号を無効にしてください。
Please cancell my card number.

レシートをもらえますか?
May I have a receipt ?

■レストラン・カフェなど

予約しているのですが
I have a reservation.

メニューをお願いします。
May I have the menu ?

砂糖とミルク入りのコーヒー
Coffee with cream and sugar.

おあいそ
Check, please

おすすめは何ですか
What do you recommend?
What is your recommendation ?

スクランブルエッグをベーコンつきで、マフィン、コーヒーをお願いします
I'd like scrambled egg with bacon, a muffin, and coffee.

これはどんな料理ですか
What kind of dish is this?

これを下げてもらえますか
Could you take this away?(Could you clear this?)

小皿をもらえますか
Can I have a small plate?
(文字通りsmall plateでOKです。)

勘定は別々に払います
We would like to pay separately.

■ショッピング

〜はありますか?
Do you have 〜 ?

〜を探しているのですが
I'm looking for a 〜.

手に取ってもいいですか?(高級ブティックでは必須)。
Can I pick it up ?

現金で払います
I (will) pay by cash
(by cardならクレジットカードで。byは手段のby)

まけてもらえませんか?
Can you give me a better deal ?

この料金に税金は含まれていますか?
Does this include tax ?

みやげ物店はどこですか
Where is a gift (souvenior) shop?

免税店はどこですか
Where is a duty free shop?

何かお探しですか?(店員が)
Can I help you?

見ているだけです。ありがとう
Just looking. Thank you.

(指指して)あれを見せてもらえますか
Can I see that?

素材は何ですか?
What's this made of?

これください。
This one please. / I will take this.

あれを見せていただけますか。(自分で取れない場合など)
Would you show me that?

試着してもいいですか?
Can I try this on ?

〜過ぎます。(きつい、長い、緩い、短いなど)
It's too 〜. (tight, long, loose, short)

違うサイズのものを見せてください。
Can you show me another in different size ?

サイズを調節してもらえますか?
Can you adjust the size ?

丈を短くしてください。
Can you make the length shorter ?

別のものに交換してもらえますか?
Can you exchange it for another one ?

返金してもらえますか?
Can I have a refund ?

全部でいくらになりますか?
How much in total ?

■病院など

病院はこの近くにありますか?
Is there a hospital near here ?

医者(救急車))を呼んでください。
Please call a doctor (an ambulance).

吐き気を感じる、だるい、気分が悪い
I feel nouseous/languid/sick.

〜が痛い。
I have a sore throat.(のど)
I have a headache.(頭痛)
I have a stomachache.(腹痛・胃痛)

便秘をしています。
I am constipated.

鎮痛薬
a painkiller

〜に対してアレルギーを持っています。
I'm allergic to

これが私の処方せんです。
This is my prescription.

■その他
これを貸してください。
May I use this ?
(本など持って帰る借り物ならborrowでも良い。)

クレジットカードで払うことはできますか?
Can I pay by credit card ?


ニューヨークの道路
これは有名でしょうが、マンハッタン島では東西方向の道路をStreet, 南北方向がAvenuで、日本語ではStreetを丁目、Avenueを街と呼んでいます。Avenueは東→西に数字が大きくなり、Streetは南→北にカウントアップされます。ダウンタンのハウストン通りより南はStreetは番号では呼ばれなくなり、一般的には〜通りと称されることが多くなります。また数字のAvenueも14丁目が南端となり、それ以南では東西同様にStreetとなりますので、14丁目以北と比べ地理を把握しにくくなります。これは14丁目から急にマンハッタン島の東西距離が狭くなっていくことによります。Broadwayのみが北端〜南端まで終始一貫してBroadwayを名乗ります。また、ニューヨークの道路に限りませんが大都市圏の道路は大概チェックボード(格子状)に構成されていて一部の大通り以外は一方通行が一般的ですから、レンタカーなどを運転する場合は地図通りに目的地に辿り着けない場合があるので十分気をつけましょう。

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Last Update : 2006/10/03
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